ブチ切れる高齢者 「10年で3倍」刑法犯急増

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   <テレビウォッチ>年の瀬の12月27日朝、千葉県成田市で、男が突然ショベルカーで他人の家を壊し始めた。20分足らずでアッという間に家は無残な姿に。一体何があったのか。

警告とかなく突然…

   「背景には、高齢者が追い詰められている社会がある」と鳥越俊太郎(ジャーナリスト)が……。

   家を壊されたのは元成田市議(73)。壊した男は、元市議の家から1キロほどはなれたアパートに一人暮らしの竹村英三容疑者(74)。竹村容疑者は建造物損壊容疑で現行犯逮捕された。

   調べでは、竹村容疑者はリース会社からショベルカーを借り、犯行に及んだもので、「10年前に貸した2100万円を返してもらいたかった。家を壊し土地を売らせようと思った」と自供しているとか。

   ところが、元市議は、この男から金を借りたことはない。別の人から借金をしたことがあるが、すでに返済を済ませているという。

   この借金を巡り、何か深い金銭トラブルがあったのか、単なる竹村容疑者の妄想なのか現段階では分からないが、実は竹村容疑者は以前にも元市議を鉄棒で襲ったり、車のフロントガラスを割るなどしたことがあったという。

   キャスターの赤江珠緒は「警告とかそういうこともなく突然……何という犯罪なのでしょうかね~」と、年の瀬の年寄りの暴走に唖然……

   鳥越が「11月に今年の犯罪白書が発表されたが、この中で高齢者の犯罪を特集している。07年度の高齢者の刑法犯は4万8600人、9年前には1万6000人だったので、10年ぐらいの間に3倍に膨れ上がっている」という。

   番組冒頭には、同じ日の夜に山形県山辺町で、68歳の祖母が将来への生活不安から、一番大事にしていた9歳の孫娘を刺殺した無理心中事件を取り上げた。

   鳥越は「背景にあるのは、社会的孤立とか、経済的問題とか、高齢者が追い詰められている社会になりつつあるということでしょう。これからも高齢者犯罪は増えていくでしょうね」と。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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