生で見て分かった 箱根駅伝の意外な姿

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「第85回東京箱根間往復大学駅伝競走」(日本テレビ) 2009年1月2日、3日 7時~

   年内に撮った缶詰作品ばかりでつまらない年末年始のテレビ番組の中にあって、極め付きの人気生放送の箱根駅伝は、今年も高視聴率を取った。復路の1位・東洋大学と2位・早稲田大学との稀に見るデッドヒートで大いに盛り上がったが、筆者は別の見方を体験した。皇居前のホテルに滞在していたので、スタートも翌日のゴールも、主催社の前で観客と押し合いへし合いしながら生で見たのだ。
   発見したことがある。テレビカメラは先頭の走者を映すのがほとんどだからわからないが、実際は夫々の出場大学の大応援団が、ムチムチ娘のチアガールや、学ランの応援団長や、鳴り物つきで大賑わいし、もの凄く盛り上がっているのだ。テレビでは優勝大学以外はシラーーッとしているように感じるが、どうしてどうして、沿道の観客たちも、ビリに近い走者まで動かずに「頑張れ頑張れ」と大声援で励ますのである。まことに愉快な連帯感であった。
   毎年感じることだが、日本テレビは早稲田大学びいきである。今年のように首位を争うならまだしも、順位がシードスレスレの時でも早稲田の露出は多い。恐らくマスコミの記者たちに早稲田出身者が多いのだろう。それはいいとして、伴走車に乗っている瀬古解説者の発言も、早稲田の選手の様子や性格などをしゃべりまくり、公平性を欠く。オリンピックでろくな成績も挙げられなかった瀬古に頼るより、そろそろ駅伝出身の新しい解説者をスカウトするべきだ。

(黄蘭)

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