「ゲノム」で分かる!? ネアンデルタール人「消えた謎」
2009年01月10日06時00分

(c)Wall to Wall Media/ITV
主に、NHKが海外の放送局、プロダクションなどと共同制作した番組を放送する「ハイビジョン特集 フロンティア」。今回はイギリスのプロダクションが制作した「ネアンデルタール人の謎~最新報告・ゲノム解読の試み~」を送る。
ネアンデルタール人は、約20万年にわたり、氷河期のヨーロッパを支配した人類だ。直立二足歩行し、火や道具を使いこなし、大きな頭脳と高度な芸術文化を持ちながら、現生人類であるホモ・サピエンスの登場と入れ違うかのように、突如姿を消した。その存在は、古人類学の謎のひとつだと言われている。
現在、ドイツとアメリカの研究チームが、スーパーコンピューターを駆使したミトコンドリアDNAの解析に取り組んでおり、謎の解明が期待されている。番組では、ネアンデルタール人はなぜ消えてしまったのかの最新レポートを、CGドラマを交えながら紹介する。