2018年 7月 23日 (月)

電気止められロウソクの火から出火 「役所は想像力働かせて」

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   <テレビウォッチ>「かわいそう、どうして電気を通してあげなかったんだろう?!」。

電気がなかったら大変

   正月早々電気を止められ、生活保護を相談中、生活の明かりとして使っていたロウソクが原因で出火、焼け出された独り暮らしの老女(71)を取り上げた。冒頭のセリフは室井佑月(作家)が最後に発した一言だ。

   火災が起きたのは埼玉県熊谷市。1月10日21時40分ごろ、無職の女性宅から出火し、木造2階建て住宅80平方メートルを全焼した。

   この女性は、元夫からの仕送りで生活、年金を受給しておらず生活保護も受けていなかった。しかし、仕送りが途絶えたため今月5日には電気を止められていた。

   このため生活保護を求めて9日(金曜)に市役所を訪れたが「休み明けに来てくれ」と言われたという。

   近所の人たちは「人付き合いの苦手な人で、気にはしていたのですが、昨日初めて電気が止められたのを知った。私も責任を感じています」「休み明けに来てくれとは……市役所が親身にならないからダメなのです」と。

   鳥越俊太郎(ジャーナリスト)も「相談にあずかった市役所は3連休を挟んでいるわけだから、寒いし電気がなかったら暮らしていくのは大変、想像力を働かせてほしいですね」。

   といって、相談を受けたその日にすぐ生活保護支給というわけにもいかない。調査も必要だろう。

   ただ、市役所は電気を止められていることは把握していたというのだから、せめて電力会社に連絡し電気を供給する交渉ぐらいはできたはず……

   供給している東京電力も、厳しい競争にさらされているわけではない地域独占企業なのだから、「金の切れ目が○○の切れ目」とばかりスッパリ切り捨てずに柔軟な対応があってもよさそう。

   室井は「お年寄りはきちんとしている人が多いから、他の人に迷惑かけたくないというふうにして連絡が取れなくなっちゃう。しゃべれる友達2、3人つくっておくのが大事。でも、かわいそう。どうして電気通してあげなかったのだろう」と。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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