2024年 4月 25日 (木)

米国よ、やめてくれ「Yes we can」 この分野だけは

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   <テレビウォッチ>ワシントン入りした赤江珠緒キャスターによる大統領就任式の報告本番。英語があまり得意でないという赤江が就任式周辺を取材し、感じた中身とは……

火の鳥のことを…

   「太陽があがっているのに、なぜ気温は上がらないのでしょうか」と凍てつく寒気の路上で話す赤江の脇を大統領の乗ったリムジン。その脇を徒歩でオバマ大統領が……。「アツ 見えました。オバマ大統領です」。

   赤江によると、一番の感動のポイントは「やはり黒人の方々の思いですね」という。

   「宣誓し、大統領に就任した瞬間、本当の意味で涙を流す黒人の方々がたくさんいましたし、『私にとっても晴れの舞台だ』という人がたくさんいました。溢れるような喜びがガンガン伝わってきて、ここまで来るいばらの道程が本当に険しかったんだと感じましたね……」

   「彼らに大統領に何を望むかを聞くと『彼のすることなら何でもいい』、彼のどこが好きかと聞くと『正直なところ』という答えが。ここまで政治家と国民の信頼関係が保てているのは何なのだろうか。このエネルギーはもしかしたら本当に(アメリカは)変わるかもしれないと……」

   アフリカ系の人たちの思いが乗り移ったかのような赤江の興奮、感動ぶりだが、キャスターの視線も忘れない。

   「アメリカはいろいろ問題を抱えていますが、それをいったんこの熱気の中に収めて、新しいリーダーのもとで生まれ変わろうという新陳代謝の底力をすごく感じ、不死鳥の『火の鳥』のことを思い出しました」

   「もう一つ。テーマになっていた経済、貧富の差ですが、CNNのベテラン女性記者に取材したら『貧富の差があるのがアメリカ。違いがあるのがアメリカのユニークさだ』と。まったく土壌が違うんだ、体質が違うんだと感じましたね。こういう国をモデルにして進んで行って果たしていいんだろうかと……」

   この経済問題についてはスタジオの森永卓郎(獨協大教授)が「75兆円の景気対策、国民皆保険、政策としては正しいと思う」と言いながら、次のようにも……

   「しかし、自ら稼いでもいないのに使っちゃったカネが400兆円、多重債務状態です。地道に返すしかないんですが、いばらの道。今日みたいに盛り上がっていることとのギャップが4年後の再選の時に襲う。考えたくはないがその時あり得るシナリオは戦争に行くこと。戦争だけはYes we can にしてほしくない」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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