侍ハードラー為末  「緊張」にまつわる考察を披露

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   侍ハードラーこと、陸上の為末大選手が2009年1月21日のブログで、「緊張」にまつわるユニークな考察を披露している。

   「緊張」について。アスリートの中には2つのタイプがいるという。すなわち、緊張したい選手と、緊張したくない選手だ。為末選手は「緊張したい」タイプだという。これは過去の体験からくるものだと分析する。

「過去の成功体験が、緊張状態にあったのか、それともそうではなかったのか。どうもこの分岐点が、緊張に対してのポジションに最も影響していると思いました」

   とはいえ、競技によっても異なる。陸上競技のように状況判断が少なく、細かいコントロールを必要としないスポーツは、緊張を好む傾向にある。一方、ボウリングやビリヤードといった繊細な手先の技術で競う競技は、緊張を嫌う傾向にあるという。これは、為末選手の交友関係から聞いたものだそうだ。

   ところで、なぜ人は緊張するのか。このことについては、わからないと為末選手。そもそも動物は緊張しない(「緊張で狩りを失敗するなんて事はないでしょう」)。だから、人間しか持ち合わせていない心が影響しているのだろう、と。もっとも、「正体がわかったところで、それからは逃れられないのです」。

   そんなわけで、「緊張」に対する為末選手のアドバイスはこうだ。

「自分と向き合い、自分から逃げない事。自分の持っている性質を願望でねじ曲げてしまわない事。そして一番大事なのは、心があるものには大小あれども必ず心にかかる圧力はあると知る事。後は心の鍛錬しかありません」
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