オバマ就任式見て 酒が飲みたくなった訳

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   <テレビウォッチ> オバマ米大統領の就任式の中継。夜中に長い式典を見て思ったのは、政治はお祭りだということだ。政治を「まつりごと」というが、あらためて「まつり」との関係を考えさせられた。

   パレードあり歌あり祈りあり。いろんな要素を入れて盛り上げている。歴史が変わるという興奮が伝わってきた。すごい国だ、うらやましいと感じた。

   ひるがえって日本はどうか。みんなが参加する「まつり」という感覚からはほど遠い。だからなのか、日本の政治はつまらない。古事記などで語られる、「天の岩戸」前での神々の賑やかな集会ではないが、そういう「おまつり感覚」は政治に不可欠なものではないのだろうか。

   大統領就任式は、単ににぎやかにやってるというだけでなく、オープンエアーで開放感がある式典になっていた。内輪で閉じた空間でやるのではなく、多くの国民の目に直接触れるようにする、この体質、根性は立派なものだ。日本でもできないものか。

   注目されたオバマ演説は、ちょっと長い気もしたが情熱的で哲学的だった。日本の政治家の演説とはレベルが違った。重く固い決意の迫力を感じるとともに、ものごとをシステム的に変えていこうとする姿勢にも圧倒された。日本は対症療法で済まそうとし過ぎるのではないか。システムごと変えていくという大きな発想転換が必要だと思う。

   日本のメディアは、「お決まり」なのか、式典の食事のメニューに飛びついて取材するなどしており、何だか情けなくなった。ほかに報じるべきことはいくらでもあるだろうに。日本の多くの若者たちが明るい未来像を描けないという現状を改めて思い起こし、久しぶりに酒でも飲まないとやってられない気になってしまった。

      寒々と 歴史が変わる 夜半の月

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