2024年 4月 23日 (火)

まだ嬉々として「首相の読み間違い」 某作家「飽きましたね」

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   <テレビウォッチ>やはり注目は麻生首相の衆参本会議で行われた2度の『施政方針演説』。垢がボロボロ出るのに風呂(選挙のみそぎ)に入らないのだから、注目はどこで間違えるか。スタジオは、この1点に話題が集中した。

吉永:空虚に響くだけと…

   まずナレーションで「麻生首相といえば、漢字の読み間違い。昨日の演説でも『参画』という言葉をこう間違えました」と、VTRでその演説箇所を再現。

   麻生首相が「新しい秩序づくりにも『サンカ』しなければなりません……」と。すかさず議場内から「また間違えたよ!」と、どよめきが。目をつむって聞いていた民主党の小沢代表も気になって、事前に配布された演説文を確認する仕草が……。

   さらに、参院本会議で行われた同じ演説でも麻生首相は「日本らしいソフトパター、パワーを生かす底力発揮……」。ナレーションは「プロゴルファーの石川遼選手からもらったパターがずっと頭に残っていたのだろうか」と皮肉った。

   もっとも、東大法学部卒の中川昭一財務相が財政演説で「我が国経済は世界的な金融危機の『うずちゅう』にあります」と、『渦中(かちゅう)』の読み方を間違えた。また与謝野経済財政相も、衆参本会議の経済演説で2度とも麻生首相の「リーダーシップ」を読み飛ばした。

   結果的に「助け舟」になったのかどうか分からないが、弱将の下に弱卒あり? もっとも与謝野経済財政相の読み飛ばしは意味ありげだが……

   政治評論家の有馬晴海はVTRで、「印象でいうと、ただ単に原稿を棒読みした。結果的には、伝わるものが全くないということだったと思います」。

   で、スタジオでは、テレビ朝日コメンテーターの三反園訓が「ある自民党議員は『子守唄でよかった』といっていたが、眠っている人が結構多かった」と。

   辛口の作家、江上剛は「8割の国民がバラマキはいらないよと言っているのに届かないのだから、向こうの声も国民に届きませんよ。

   『私は決して逃げません』というが、国民の方が逃げたくなっている」。

   最後に吉永みち子が、批評を通り越した辛口の一発を。「こういうことはもう飽きましたね。オバマさんとどう違うかなどと思ってみれば楽しいですけど。最初から勝負が決まっていること。どう悪かったのかというだけの話。地に落ちた人がうまいこと言ったところで空虚に響くだけという流れになっている」。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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