「円天被害者」へ批判と擁護 「おかしいとすぐ分かる」「批判できない」

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   <テレビウォッチ>疑似通貨「円天」を使って巨額の現金を騙し取ったとされる健康商品販売会社「エル・アンド・ジー(L&G) 」の波和二会長(75)。

信じられない

   番組は、最後まで強気の姿勢を崩さなかった波会長が2月5日朝、警視庁捜査員の任意同行に応じる姿を生中継した。今日中にも組織的詐欺容疑で逮捕される見通し。

   午前5時半、東京都新宿区の自宅マンションを出てきた波会長は、黒いジャンパー、下着が入っているという手提げバッグを手にし、50メートルほど離れた飲食店へ陣取った。逃げも隠れもしないぞと、大物ぶりを装ったのか……

   およそ3時間後に捜査員の車両が到着。任意同行に応じ、詰めかけた報道陣をかき分けて捜査車両へ。

   波会長は、1970年代には手形詐欺事件で実刑判決を受けている。

   その後、2001年ごろから「1口100万円預ければ年利36%を支払う」などといって「協力金」名目で出資を募集。一方、日用品などを販売する「円天市場」を全国で開催、出資に応じて支給した疑似通貨「円天」と交換する仕組みで主婦や高齢者の人気を集めた。

   スタジオでは、司会の加藤が「5万人でしょ? 5万人が被害に遭うのはちょっと信じられない」と疑問を。

   テリー伊藤も「普通考えればすぐわかる。どこで利益を得ているのか、工場で何か生産しているわけではないし……利率が36%ってありえないことじゃないですか。銀行だって0.1%だというのに」。

   騙された方もおかしいというわけだが、東大教授のロバート・キャンベルが「世界中で今、同じような詐欺が起きでいる。一般の人を批判できない」と、被害者を擁護……

   それにしても、開き直りというか、悪びれる様子の全くない波会長の態度には驚き、呆れる。

   「何を考えているのか」という加藤の疑問に、ゲスト出演した元東京地検特捜部長の河上和雄が答えた。

   「前に1回(刑務所に)入っている。自分のやっていることは何かということは初めから分かっている。それを認めてしまうとアレだから、裁判になっても(詐欺を)否定していくんじゃないか……」

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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