スポーツ指導とセクハラ 「被害」なかなか表に出ない理由

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   <テレビウォッチ>大阪市内の名門テニスクラブの代表が2月4日、児童福祉法違反容疑で逮捕された。番組では、スポーツ界では身体に触れての指導がセクハラの温床になりがちと、取り上げた。

テリー:女性の幹部を入れないと

   逮捕されたのは、大阪テニスアカデミー代表の釜口明治容疑者(59)。調べによると02年から1年間、当時16歳の女子高校生の身体を触るなどのワイセツ行為を繰り返していた疑い。

   この女性が昨2008年12月知人に打ち明け、知人が警察に訴えたことから事件が発覚した。警察が家宅捜査に入った際、釜口容疑者は「時効違うんか?」と話していたが、現在容疑を否認しているという。

   この大阪テニスアカデミーは、容疑者の自宅敷地内に寮があり、親元を離れた中高生が寮生活をしながらテニスの指導を受けていた。

   指導を受けた中高生の中にはインターハイで優勝するなどの好成績を挙げ、釜口容疑者もカリスマ指導者として注目されていた。

   「被害を訴えることで(逆に)不利益が与えられると考え、自分の胸に収めてしまう泣き寝入りのケースが多い」と、NPO法人『SSHP全国ネットワーク』の亀井明子代表はいう。

   08年から今年にかけて発覚したケースとしては、08年6月フィギュアスケートのコーチが逮捕(名古屋)、同7月女子テニス部の顧問の中学教師が懲戒免職(熊本)、今年1月運動部顧問の中学教師が懲戒免職(大阪)となっている。これらは氷山の一角というわけか……

   原因として、弁護士の秋田一恵は「スポーツ界は、男性指導者が圧倒的に多い、女性指導者が増えないと……」と指摘する。

   テリー伊藤は「02年から6~7年たって、大人になった彼女がやっと打ち明ける気になり発覚した。(スポーツ界の)幹部はみな男性ですよ。女性の幹部を入れないと(なくすのは)難しい」とも。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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