体操・冨田の苦闘 ルール変更と「美」へのこだわり
2009年02月11日06時00分

(c)NHK
アスリートの真の姿に迫り、スポーツの魅力を伝えるドキュメンタリー番組「スポーツ大陸」。今回は、体操のアテネ・北京五輪日本代表の冨田洋之。
技の完成度が高い「美しい体操」。それが冨田の強さだと言われる。2004年のアテネ五輪では鉄棒の最終演技者として、日本の団体金メダルに貢献した。しかし、その後、採点ルールが変更。技の完成度より技の難度を重視する傾向に変わった。そんな中で迎えた08年の北京五輪。冨田が再び金メダルを獲得することはなかった。
番組では、ルールの変更後も追求し続けたという「美しい体操」、そのルーツと冨田のこだわりに迫る。