「殺人」容疑者の自殺 警察の失態か不可抗力か

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   <テレビウォッチ>今を去る2年前の2007年2月23日。茨城県神栖市のスーパーの駐車場で、白昼女性の刺殺事件が発生。近所やネットでは「犯人は親族ではないか」などと無責任な噂が流れていたというが、警察は昨日(2月23日)、ある男を書類送検した。

叩いて自白させるのは…

   しかし、この男はすでに死亡している。07年5月、男を別の傷害事件の重要参考人として警察は2日間連続で事情を聞き、3日目も家に迎えに行った。だが、男が出てこない。近所の人が見たところでは、警察は大慌てで、「(家の中に入れなくて)外で右往左往していた」。ようやく中に入ったときには、自殺遺体を発見したのだ。

   警察の捜査に問題はなかったのか? 番組は一応疑問形にしたが、番組が採用した識者コメントを聞くに、明らかに問題があったようだ。現場の捜査員が無能、鈍感だった上に、上部の捜査方針も誤っていたようなのである。

   「少なくとも、2回は(男に)接触してる。そのときに、相手の様子から感情や変化を読み取り、自殺や逃亡、証拠の隠滅の可能性を感じ取る作業ができてない」(警察ジャーナリスト・黒木昭雄)

   「任意のまま、本人を事情聴取に呼んで、叩いて自白させようというやり方は、あまり成功しない。(容疑者・重要参考人を)自殺に追い込む可能性もある。ガサ(家宅捜索)などをやって、客観的な証拠をつめていくべきだったのでは」(大沢孝征弁護士)

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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