食べ残しを減らせ! おもしろ工夫術「ラーメン用も…」

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   <テレビウォッチ>食べ残しやコンビニなどの売れ残りで捨てられる、いわゆる「食品ロス」が深刻だ。日本では年間500-900万トンといわれ、これは世界食糧計画(WFP)の援助額、8610万人分330万トンを上回る。

自己責任ですよ

   熊谷麻衣子が、「日本は食料の半分以上を輸入しているというのに、なぜ?」と、全国各地で始まっている「何とかしよう」という動きを追った。これがなかなか面白い。

   ◇ 神奈川・藤沢にある湘南資源リサイクル事業協同組合に持ち込まれる廃棄食品。これを家畜用の飼料にリサイクルしている。おでん、おにぎり、デザート、生鮮食品……スーパーやコンビニから日に6トン。その半分はまだ食べられるものだ。熊谷が食べてみせる。バナナは一部が黒くなっただけ。イチゴもパンも売り物にならないという見かけだけで、機械的に廃棄されている。

   ◇ 埼玉・ふじみ野市の居酒屋。閉店後の店内をあるく背広姿の男たちは廃棄物処理のコンサルタントだ。厨房でゴミの重さを記録して、分別など効率的な処理をアドバイスする。ゴミ処理費用は1キロ22円。ゴミを減らすことが、収益につながる。

   ◇ 都内の居酒屋。団体客が帰ったあとのテーブルの食べ残しが、10人で8000円分だった。ちょうど食べきれるように注文すれば、1人800円の節約になる計算だ。

   ◇ 福井県では、年間のゴミ処理費が100億円。そこで食べ切り作戦。県内511の飲食店やホテルが協力している。あるソバ屋では、全てのメニューに「小盛り」を設定。ごみを数分の1に減らした。

   ◇ 宴会の多い料亭では、客の好みを細かく聞いて、残らない献立を。また刺身のつまの量を少なくすると、全部食べる。「温かいうちにお召し上がりください」というだけで、よく食べる。

   ◇ 越前町のビストロでは、コース料理の量を少なく、代わりに皿の数をふやした。例えばパスタでも細めにすると、すっと食べられる。お陰で、売り上げは30%アップ、ゴミの量は半分になった。

   ◇ 都内の複数の居酒屋では、食べ残しを「ドギーバッグ」で持ち帰ってもらう。プラスチック製で洗えば何にでも使える。客からも「明日の朝食べられる」「独身にはいいよ」と好評だ。食あたりの心配については、「お客様の自己責任」と割り切っている。

   小倉智昭が、「宴会の幹事は、これこれの予算で料理を増やしてと、メンツにかけて交渉する。終わって料理が残っていると、なんだこれって悲しいもんですよ」という。

   熊谷が「ドギーバッグ」を見せた。「MOTTAINAI」と書いてある。「ダメだといわれることもあるそうです」

   小倉は、「ビニールの袋持ってればいい。ボクはそうしてる。自己責任ですよ」。さらに「うちのハワイのお店なんか、ラーメン用のバッグがある」(笑い)

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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