「不親切」マラソン・駅伝放送 決定的に欠如しているもの

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「横浜国際女子駅伝直前、横浜国際女子駅伝FINAL」(日本テレビ)2009年2月22日 11時45分~

   レースそのものは日本の選抜チームが完全優勝して面白かったのだが、実況中継に文句あり。1983年に始まり、今年で27回目になるこの駅伝が最終回だという。30回とか40回とかいうキリのいい回数でもないのに、今年で終わりになるのは何故なのか、中継アナも解説の増田明美もなーんにも説明しなかった。
   理由がなくては終らないだろうに、関係者がわかっているからなのか、視聴者に説明しないのは不親切である。駅伝を見ている視聴者が皆、読売新聞の読者ではない!こうこうこういう理由でFINALになるのだと歴史や他の大会との関係を説明してこそ番組に膨らみが出た。自分たちが知っているので改めて喋らないとは想像力の欠如、未だに筆者はなんで最終回だったのかわからない。
   近年、マラソンや駅伝がテレビ的ソフトだというので、やたらに多い。苦しい長距離走を高見のテレビ見物で眺めるのは視聴者冥利、ある程度の視聴率が稼げて、2時間少々という適当な長さの上に、格別の制作費もかからない。だが、それに安住して放送の仕方がマンネリになっていはしないか。女子マラソンや駅伝というと決って増田明美が出てきて、選手を持ち上げるヨイショ解説をする。はっきり言って聞き飽きた。2位3位で健闘している外国勢に対してはアナウンサーも冷淡で、選手の情報も雑駁である。日本勢だけでは成り立たないのだから、もっと上位チームは公平に扱うべきだ。

(黄蘭)

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