2018年 7月 20日 (金)

「世界遺産」姫路城に落書き 文化庁のノーテンキぶりとは

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   <テレビウォッチ>「『世界文化遺産』に対する多数の落書きが発見されました」。取材したリポーターの阿部祐二が、例によって深刻な口調で報告した。

分かっていないで…

   1609年に完成した優美な姿の姫路城。多数落書きが見つかったのは、観光客が絶えない天守閣とは違う、あまり観光客の行かない西の丸の『百間廊下』(長さ250メートル)。

   ここは千姫が暮らしていたところで知られているが、普段は暗くて、警備員もあまりまわってこない場所という。

   そこに「落書きするな」の落書きなど、その数100個以上に達する落書きがあったという。

   管理事務所はなぜ気付かなかったのか?? 実は、62台の防犯カメラを設置してあるのだが、落書きはカメラの位置から死角になる階段の裏側などに集中していて、気付かなかったという。

   では、文化財を保存・管理する文化庁文化財部はどう考えているのか。番組で聞くと「いけないことなんだということを認識してもらうしかない」と、のんきなことを。

   司会の加藤も「重文だと分かっていないで落書きしているのでは……」と、いささかノーテンキなコメント。すかさず弁護士の八代英輝が「分かってしているでしょ。文化財だからしているんで、普通のなら落書きはしない」。

   取材した阿部によると、「真っ暗で、警備員もあまり来ない。落書きするには都合がいい。普通は天守閣の方に行くのに、ここ(百間廊下)にきているのは落書きが目的ではないかと……」という。ならば悪質だ。

   落書きが分かれば「5年以下の懲役か禁固または30万円以下の罰金」という。が、八代によると「問題は、落書きしたことをどう立証するか。難しい。文化財の落書きに適用されたケースは私の知る限りない」という。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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