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政治献金「見返り求めて当然」? みの「何のためにやるの??」

   <テレビウォッチ>「西松建設違法献金事件」関連で、朝日新聞の「建設4社も迂回献金か」という記事を紹介していたみのもんたが、やにわに「ちょっと原点に返って考えてみたいんですが」と切り出した。そして「政治献金は、何のためにやるものなんですか」とコメント陣に振る。

原点に返って…

   与良正男(毎日新聞論説委員)が「本来は、この政党、政治家に頑張ってもらいたいという気持ちで」と話しだすと、川戸惠子(TBSシニアコメンテーター)が「立派な政策をやってほしいと気持ちで献金するわけなんですが。今までの日本の歴史を見るとねえ……」と口を挟む。

   与良が引きとって「献金するには見返りがあるのは当たり前じゃないかという人もいる。僕が、個人献金を育てた方がいいと言うと、そう言い返されたりする。でも、それを言ったらおしまいよ、というところがあって、僕らはもう少し理想を求めてきた感じがする」と語る。

   これを受けた、みのの言葉には唖然とした。なんと「個人献金に絞っちゃいけないんですか」と言ったのである。先日、与良が個人献金のススメを説いた際に、みのは「曖昧模糊としている」と切り捨てたのだ。それが今度は肯定するかのような発言である。こういうのをブレというのだろう。

   与良は何食わぬ顔で「ずっとそういう風に言ってきた。ただ、残念ながら日本には個人献金の土壌はない」と答えただけだった。