佐賀の「取り押さえ死」付審判 「証明難しい」?「有罪認めてる」??

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   <テレビウォッチ>佐賀市で2007年9月、自転車で車道を走行していた知的障害のある男性が、蛇行運転をしたり、信号待ちのミニバイクに追突したりしたなどの理由で、「保護」の必要を感じた警察官5人に取り押さえられ、手錠をかけられるなどした直後に死亡した問題では、先頃新展開があった。佐賀地裁が警官のうち1人を、特別公務員暴行陵虐罪で「審判」に付すことになったのだ。

有罪が出る可能性が…

   遺族は目撃者の証言などから、警官による暴力行為で男性は死亡したとして、08年1月に警官5人を告訴したが、「取り押さえに問題はなかった」と不起訴になった。こうした場合、警察・検察の身内感覚が影響してる恐れがあるので、直接裁判所に「審判」を請求できる仕組みがある。今回は、遺族の請求が(一部)認められた形だ。

   さて、この付審判について、スタジオでは石丸幸人弁護士が解説していた。通常、刑事裁判の原告は検察だが、この場合、検察は起訴必要なしとの立場。そこで、遺族側の弁護人が検察役をつとめる異例の裁判になる。検察のように警察(の証拠収集力)を使えないので「証明がなかなかむずかしい」「今後の道のりは正直けわしい」。付審判請求が認められた19件のうち、有罪になったのは半分もないそうだ。

   その後、コメンテイターの鳥越俊太郎がこの件を「再審請求」が認められたケースになぞらえ、不起訴になったものを裁判所が裁判の必要ありと判断したのだから、「有罪が出る可能性が高いと思う」と話した。

   有罪率50%以下という統計を無視したコメントかと思われたが、そこで石丸は意外なことを言って視聴者を混乱させるのだった。「(鳥越の)仰るとおりだと思います。開始決定がでた時点で半ば認めてるということだと思います」

文   ボンド柳生 | 似顔絵 池田マコト
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