2018年 7月 22日 (日)

いい番組だったのに… もったいないぞ!テレビ東京

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「たけしの誰でもピカソ」(テレビ東京) 2009年3月20日 21時54分~

   ビートたけしをメインに今田耕司、渡辺満里奈、篠原勝之がレギュラーをつとめ、タイトルはピカソだが、アートだけでなく音楽やパフォーマンス、お笑いなどあらゆる芸術をテーマにしたバラエティ番組だ。
   「13年目突入直前! 大無礼講スぺシャル」と題して放送されたこの日が最終回。海外からアーティストを招いたり、海外ロケに出たりと、テレビ東京にしては珍しく(!?)お金がかっている番組とは思っていたが、まさか経費削減で打ち切られてしまうとは。ときどきとんでもない大物アーティストが出演するのも魅力だったし、5週勝ち抜くとニューヨークで個展が開けるという初期の頃の「アートバトル」や若手お笑い芸人のネタをたけしに見せて批評してもらう「お笑い居酒屋」などユニークな企画も多かった。
   この日は綾小路きみまろや氷川きよし、『主婦シンガー』の秦万里子、パティシエの鎧塚俊彦など、これまで番組にかかわった多くの人たちをゲストに招き、『世界でいちばん美しい歌声』というキャッチ・フレーズをもつサラ・ブライトマンも登場し、奇跡の歌声を披露していた。芸術を高尚なものとして崇めるのでなく、大衆レベルで楽しもうという匙加減が絶妙で、くだらないバラエティが氾濫するなか、これぞバラエティと誇れる数少ない番組だったのに……。残念でならない。

(白蘭)

採点:2
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