紙から飛び出した「ギャグ」 赤塚マンガのルーツに迫る
2009年03月27日06時00分

(c)NHK
考えるヒントを提供するドキュメンタリー番組「ETV特集」。今回スポットを当てるのは、日本の「ギャグ漫画」に大きな影響を与え、2008年夏に死去した漫画家・赤塚不二夫。
「おそ松くん」「天才バカボン」など赤塚の作品は、それまでの少年漫画にはなかった新しい表現として「ギャグ路線」を持ち込んだ。さらに、赤塚は、舞台やテレビで自らのギャグを体現することで、紙媒体を越えて漫画の笑いを広げていった。
番組では、赤塚の人生を年代記的に追うとともに、編集者や交友のあった文化人らの証言をもとに赤塚漫画が形成されていく過程を見つめる。