驚きの高校生パフォーマンス 「春の甲子園」と野球以外のコト

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「選抜高校野球~甲子園『開会式』」(NHK) 2009年3月21日 9時~

   日本中がWBCワールド・ベースボール・クラシックに熱狂していて、今年はすっかり影の薄いセンバツだが、甲子園球場も新装なったし、久しぶりで開会式を覗いてみた。これが大いに素敵だったのである。初日の試合もサヨナラ勝ちが2つもあり盛り上がった。
   春の毎日新聞とNHK、夏の朝日新聞とNHK、特に夏の高校野球は汗と涙と正義・純真の押し売り偽善で苦手なので、余り見たくないのだが、今年のセンバツ開会式は万事がスマートでよかった。視覚的には球場の真上からのカメラ、時々映るヘリコプターからの俯瞰図などが、イベントのスケール感をよく出していたし、白眉は選手宣誓と国家独唱の2人の高校生パフォーマンスであった。
   選手宣誓は今治西校の主将・高市廉君。凛々しい美少年で、さしずめ「宣誓王子」と名付けたいくらい、言葉がよく聞き取れた。君が代独唱は今の学コン「全日本学生音楽コンクール」を主催している毎日らしく、昨年度の学コン高校の部声楽部門で全国大会第1位に選ばれた東洋英和女学院2年のお嬢さん。ボディが巨大な共鳴箱になっていて、たっぷりした声量で凄かった。プロ歌手より上手いくらいのソプラノだ。将来きっと一流のオペラ歌手になるだろう。
   高校野球の先輩、マー君こと田中将大選手も堂々の日本代表だし、この球児たちから明日のプロ選手が生まれるのは間違いない。文科大臣や毎日新聞社長らの挨拶も紋切り型でなくて聞きやすかった。

(黄蘭)

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