2018年 7月 21日 (土)

スケート日韓対決で「解説者」が発した 「使ってはいけない言葉」

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   <テレビウォッチ>「とくダネも11年目に入りました」と小倉智昭。佐々木恭子に代わった中野美奈子が、「新しい風が吹くように」と控えめな一言。ゲストもコーナーもいろいろ変わるようだが、その前に山手線で異変が――

感動します

   例のラッピング広告というヤツで、「とくダネ」のスタッフが車体の側面にデカデカと顔をさらしている。「フジ感度全開」というらしいが、小倉は「友人から、『あんたの顔が入り口にあったんで乗りそびれた』といわれた」と。

   笠井信輔は、「うれしいですね。感動します」

   すかさず中野が、「笠井さんは好きだと思う」

   「恥ずかしくない?」と、小倉の方がけっこうまとも。しかし、走っている姿について、「指の形がよかった」なんていってるから、やっぱり同類だ。

   で、番組が進んで、「得もり」の途中で小倉が突然、「先ほどのスケートの世界選手権のなかで、放送で使ってはいけない言葉が出てしまいました」とお詫びの一言。具体的にはいわなかったが、たしかに「ん?」というのがあった。多分そのことだろう。

   解説で登場した元JOCスケート強化コーチの佐野稔が、優勝したキム・ヨナの演技力を、「笑顔ですら3つくらい使い分けていて、かつスピードがある。女優さんでいえばお姫様から『乞食』まで演じ分けられる」といったのだ。

   聞いたとたん、「古いな、しばらく聞かない言葉だな」とは思ったが、放送禁止用語だとは思わなかった。で、あらためて、「そうか、聞かなくなったのはそのためか」と気づいた。

   じゃあ、代わりの言葉は何なんだ。「物乞い?」「浮浪者?」「ホームレス?」。どれだって同じじゃないか。なかで「乞食」だけがなぜいけない? 名作「王子と乞食」はいまなんといってるのか。

   放送禁止用語は、事なかれ主義のマニュアルだから、使ったあとで謝るのもマニュアル。心がこもってないから、何度でも繰り返される。まあ、今回発言はゲストだったにしても、そもそもが文化である言葉を、勝手に不適切とマニュアル化する権利なんて本当にあるのか?

   多分内部で気がついたのだろうが、もし外からの指摘だったら、マニュアルが外に浸透しているのだから、もっと恐ろしい。

   せっかく新しい衣装と雰囲気で始まった「とくダネ」だったが、ちっとも変わっていないものが見えてしまった。もっとも、彼らにいっても始まらないことなのだが。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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