2024年 4月 26日 (金)

円高還元?リストラ直結? 「良い値下げと悪い値下げ」

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ガマン大会に

   <テレビウォッチ>「今日から新年度スタート。不景気が続くなか、今年の春は値下げの春。値下げの桜吹雪が舞っているのです」と、値下げラッシュを取り上げた。

   まずは食パンから。農水省が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を1日から引き下げた。敷島製パンがこれに呼応し、食パンなど5品目を5月1日から値下げするという。

   化粧品や衣料品、家具までも値引きの動き、今や値引き合戦の様相を呈している。

   さらに、原油や天然ガスの相場下落と円高で、電気、ガスなどの公共料金も5月分から引き下げられる。電気料金は最大607円、ガス料金は最大348円がそれぞれ引き下げられる。

   そして、GWに海外旅行を計画している人にも朗報が。国際線のサーチャージが、原油相場の値下がりで4、5、6月大幅に下がる。

   2008年10月の欧州線往復サーチャージ分6万6000円だったのが7000円に、ハワイ往復のサーチャージ分も4万4000円が4000円に。

   司会の加藤は、お盆休みに海外旅行を計画しているのか「7、8、9月もやって欲しいですね~」。そういえば9月には21日、22日、23日と3連休、土・日を入れると5連休だ。

   しかし、「桜吹雪が舞う」春の値下げラッシュも、喜んでばかりはいられない、とクギを刺すのは江田けんじ衆院議員。

   「原材料が下がって、それにつれて価格が下がるのはありがたい。企業にとって損をするわけではないので…

   しかし、そうした理由がないのに、どんどん値を下げると企業の利幅が小さくなり、そこで働く従業員の給料が下がる。あげくはリストラに。景気に対していい値下げと悪い値下げがある」

   テリー伊藤も「企業にとってガマン大会になっていますね。力のあるところは下げられるが、つぶれるところも出てくる」と。

   不況を乗り切るコツは、桜吹雪舞う値下げラッシュに安易に乗らず、安いからとやたらムダ遣いをしないことかも……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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