2024年 4月 20日 (土)

北朝鮮の打ち上げ「騒ぎすぎ」 鳥越「逆効果」と断じる理由

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   <テレビウォッチ>北朝鮮のいう「銀河2号(テポドン2号)衛星打ち上げ」は、北米航空宇宙防衛司令部の発表では「失敗」。2段目と先端部分(衛星?)は太平洋に落下したという。一方朝鮮中央通信は大々的に「成功」をたたえ、「衛星から音楽が発信されている」と、「将軍様の歌」を流している。

「日本上空」はひっかかる

   どっちにせよ、心配された『落下物』はなかった。発射が確認されたのが11時30分前後で、1段目の秋田沖着水が同37分、 2段目の追跡を太平洋上2100キロの時点で打ち切ったのが同48分だから、もし異常が発生しても、この時間帯に対応できたかどうかは疑わしい。

   「スパモニ」は、「成功か失敗か」「誤報の原因は」「外交交渉の可能性」など型通りに分析したが、はっきりしているのは、テポドン2号は前回打ち上げよりも飛翔距離、精度が向上していること。距離だけでいえば、ハワイ近くまで到達したわけで、「失敗」を観測したのもそのハワイだった。

   鳥越俊太郎は、「日本上空、上空といういい方はひっかかる」といったが、まさにその通りで、まるで空襲でもあるかのようないい方は正確でない。

   軍事解説の神浦元彰は、「みんな恐がりすぎてる、報復手段はありますから、心配しなくていい」と変な方へ脱線してしまう。軍事専門家というのは、困ったものだ。

   それよりも、番組の途中で、北が発表した金正日総書記の写真が映し出された。総書記はムスダンリの打ち上げに立ち会ったあと、科学者・技術者の功績をたたえ、記念写真に収まったという。これをみたスタジオの反応がおもしろかった。

   鳥越は、「わからないね。ただの記念撮影だもんね」

   小木逸平は「本当に昨日なのかどうか」

 松尾貴史は、「こんな大イベントなのに動画を撮らないのは」

   「撮ってるけど流さないとか」と鳥越。

   「ほんとに行ったかどうかもわからない」(松尾)

   コリアレポートの辺真一が、「この写真のポイントは、軍人が写ってないこと。ミサイルでなくあくまで人工衛星だということ。間違いないと思いますよ。そこまでウソをつく必要性がない」

   「ちょっと肥ってますよね」と松尾の声か?「激やせだったのに」

   「着ぶくれてる」(辺)

   鳥越は、「騒ぎ過ぎ。今回のテポドンはアメリカをねらっていて、日本は眼中にない……日本が騒げば騒ぐほど逆効果」

   これにつきるだろう。中谷元・元防衛庁長官が「さらに防衛力を強化」みたいなことをいっていたが、話が逆だろう。だいたい、あんな国のために金を使うことすら腹立たしい。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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