2024年 4月 18日 (木)

ハリセンはるかへ優しいひと言 「結核仲間」が心配すること

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   <テレビウォッチ>お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるか(29)が、結核で入院していることがわかった。昨2008年12月から咳(せき)の症状があったが、今(4)月3日肺結核と診断された。2か月の休養という。

また復活した?

   この間、ライブ、テレビ出演を続けていて、周囲や観客で感染した人がいないともいえず、所属事務所は「せきや微熱が続く人は検診を」と呼びかけている。

   はいいのだが、番組は妙な展開だ。突然森光子が登場して、「私も苦しんだ……再再々発までやったから」。かつては国民病といわれたが、いまやもう不治の病ではない。が、なくなったわけではない……とナレーション。

   そして、「結核という文化」の著者、福田真人・名大教授が登場して、「結核は縄文人、弥生人からある」とあげた名前が、諸葛孔明、武田信玄、豊臣秀吉、夏目漱石、樋口一葉、森鴎外、石川啄木、竹久夢二、芥川龍之介、太宰治、堀辰雄……近くは遠藤周作、渥美清。「明治以降1000万人が死んでいる。戦争でも 400万人ですからね」

   今年肺結核から回復した落語家の立川志遊が体験を語る。「落語家だから、過去3か月くらい誰と接触したかを調べられた。はるかさんも、誰かにうつしたかもしれないと罪悪感があると思う。でも人間はそう簡単に結核にかかりませんから、治療に専念して」とはるかへのメッセージ。

   鳥越俊太郎が、「今でいうとがんに相当するのか。わたしの一族でも戦時中おばが2人亡くなってる」

   そこでテレビドクターの中原英臣が解説。「飛沫感染、まあ空気感染ですから、狭い部屋の中とか車の中に長時間いると感染する。が、発病は1、2割」

   感染すると? 「潜伏期間が長い。症状はせきが80%以上、たん、微熱、体重減、疲れやすい」

   小木逸平が、いまは高齢者が多いとグラフを示した。2万5000人(07年)のうち、70歳以上が半数近くを占めている。

   中原は、「昭和20年代までは死因のトップだった。いまは薬ができて、ほぼ100%治りますが、体力が落ちると発症する割合が高くなる」

   鳥越は、「結核はもう消えたような印象がある。それがまた復活した?」

   中原は、「結核菌はしぶとい。いまはDNAまで追跡できますが」

   若一光司が、「大阪で、助産婦さんが感染していたというのがあった」

   で、いちばん肝心の相方の近藤春菜やマネージャーは大丈夫か、というのが、コーナーの最後にようやく出てきた。「今のところ発症はない」と、赤江珠緒。

   この扱いをきっと、春菜はギャグにするに違いない。「名前がでたのは縄文人よりずっと後だったでぇ」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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