WBC余熱に水を差す 巨人の調子と視聴率の今後

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「プロ野球~東京ドーム 巨人×広島」(BS日テレ&日本テレビ)2009年4月4日 18時~&19時~

   いよいよ開幕したプロ野球の第2戦。頭ちょん切りお尻ちょん切りの地上波に対し、さすがに批判が多いと見えて、系列のBS局が頭と尻を補完しだした。ヘンなの。だが、やらないよりマシだ。
   WBC人気の残像が残っているのと、「春の椿事」とはもう言えない東北楽天ゴールデンイーグルスの破竹の勢いなどで野球界が賑やか、昨年はヒトケタだった巨人戦の視聴率も、今年は10%を上回っている。それと、首で移籍した選手(例えばノリダー中村紀洋)の4安打5打点というクソ頑張りがもたらす、野球本来の素朴な面白さが与って、テレビ的にも野球中継は面白くなっている。
   ところでこの日のゲームだ。相変わらず他球団で活躍している選手を、臆面もなく札束でひっぱたいてもってくる巨人の今年のぶんどり選手・マイケル中村が、8回に登板して火ダルマになったのは見物だった。2アウトから4球と死球を出してランナー1、2塁。WBCではチャンスで3振ばかりしていた広島の4番・栗原が、追い込まれてから豪快な逆転スリーランの1発。こんなシーンが劇画で出てきたら、「嘘つけえ」といいたくなるのに現実に起こるのだ。
   水野雄仁と桑田真澄の解説は、いずれもピッチャー出身のために投手心理に聴くべきものがあり、かつ、出しゃばったり目に余る巨人贔屓でもなかったり、節度があってよかった。ただし、筆者は予言する。巨人の不調が長く続けば、またぞろ視聴率1桁になるぞ。

(黄蘭)

採点:1.5
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