新ワイドショーであった 臆面もない「仕込み」

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「ひるおび!」(TBS) 2009年4月2日 11時~

   4月から大幅改編をしたTBSの目玉の1つがこの番組。福澤朗の「ピンポン」の後釜で、司会は恵俊彰に代わったが、内容が格別新しくなったわけでもない、見たことのあるような手垢企画のワイドショーだ。安っぽくて、知性のカケラも感じられない恵を、メインに選ぶ局の神経もどうかしているが、相変わらず新聞の紙面を読んで「あーだこーだ」と喋るだけの『そーなんだ!』や、身の上相談の電話コーナーなどどうでもいい内容のオンパレードである。
   日替わりでイケメンと称する中堅俳優が出てくるのだが(高嶋政宏、高橋克典、寺脇康文、石黒賢ら)、この日は高嶋の担当。視聴者の超くだらない身の上相談に彼が答える。そればかりか相談者のフリをして電話に出たのが高嶋の女房、臆面もない仕込みである。つぶれてしまったライバル局の「おもいっきり」が人気企画としてやっていた身の上相談をパクッてきただけなのだ。みっともない。
   こんな内容で4時間生放送とは電波の無駄遣い以外の何物でもない。不況のテレビ界、人材が流入しなくなったテレビ界で、制作費をケチるためにだらだらとタレントを侍らせて無駄話する生放送が蔓延するのは、免許電波の浪費である。週刊誌で日本テレビの司会者・中山秀征と、この恵俊彰が共に「高卒」で、大卒の局アナたちを尻目に司会業とは、「大卒不要」なのだと皮肉たっぷりに書かれていた。司会者はただの賑やかしでいいんだと告白しているようなものだ。

(黄蘭)

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