山村のカズラ橋がつなぐもの 地域への思いと現実

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   <テレビウォッチ>テレビ朝日の「素敵な宇宙船地球号」。徳島県の祖谷と書いて「いや」と読む山村地域の話だった。

   谷には80年以上前から続くカズラでつくった橋がかかっており、年間30万人もの観光客が訪れるそうだ。植物だから劣化するので3年ごとに掛け替える。その掛け替え風景を追った。子ども達も協力して、カズラを釜にいれて柔らかくしてからよってつくっていく。

   つるすのも大変な作業でみんなで取り組んでいた。これは無料奉仕なんだろうなと思いながら見ていた。かなり寒くなる地域でマイナス6度での作業もあった。橋はかなりの高さにあり、怖くて渡れない人もいそうなくらいだ。

   山村は自給自足で、大根掘って干して保存食にして、コンニャクも自宅でつくっていた。もうすぐ村を出て高校へ進学する男の子も出てきた。村のことは好きなのだが、町へ出て高校の寮に入るのは仕方ないという感じだった。こうした村の生活を正面から大切だと言い切るのではなく、じわりとそれがにじむようにしたつくりで、ちゃんとしたドキュメンタリーになっていた。ナレーターは橋爪功、ナビゲーターは照英。こうした暮らしがあることを忘れてはいけないと感じた。

      つくるのも 渡るのも怖い カズラ橋

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