「12mのクモ」横浜にナゾの登場 赤江キャスターが引き出した「ヒント」
<テレビウォッチ>横浜・山下公園の目と鼻の先の埠頭に、なにやら巨大な機械部品が陸揚げされた。これを組み立てるとあーらら、「スターウォーズ」にでも出てきそうな「クモ」の形になった。しかも、人間が乗って操作している???
フランスの「スペクタクルアート劇団/ラ・マシン」というのだそうで、これが横浜開港150年記念のイベント「開国博Y150」の目玉として登場するというお話。「ラ・マシン」はフランスでは、特異な機械仕掛けのマシンによるパフォーマンスで知られ、その内容はちかくDVDが発売になるとか。
その一部が流れたが、巨大なゾウやキリン、得体の知れないオブジェが動き回っている。これが、観客に向かって水を噴いたり、火を吹いたりするようだ。イギリスでは、ビルの壁にクモが張り付いていたり……
横浜に上陸した「クモ」もとにかくでかい。高さ12 メートルとほぼ4階建てのビルと同じ。その上にドライバーがいて、他に足を動かす人たちもいる。これで町中を動きまわるらしいのだが、信号機などをくぐるテストはどうやらうまくいったものの、何をやるのかは一切秘密。
劇団代表のフランソワ・ドラロジェールも、「ストーリーをいま言うわけにいかない。150年前に外国船が来て港が開けた横浜の成り立ちがテーマ。外国人は海から来たから、クモでそれを表す」というだけで、詳細も場所も明らかにしない。クモは1匹ではないという。
一方で、マシンの試運転やこれに参加する日本人スタッフのトレーニングなどは行われている。野外だから隠れてというわけにいかないからだが、テレビの方で規制しているのが見え見え。
公演は4月17、18、19の3日間。
赤江珠緒が、「どこに出没するかどこを通るかもお教えできないのですが、スパモニをご覧の方にヒントを」ともったいぶって、「赤レンガ倉庫あたりが怪しい」
これには鳥越俊太郎も笑いだしたが、スタジオからの発言も質問もなし。これがかえって怪しい。