2024年 4月 25日 (木)

森田健作知事、告発に「ハッハッ」 完全無所属の「完全」とは何か

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   <テレビウォッチ> 知事当選の責任の重さ(?)によほどうれしいのかド派手なパフォーマンスの森田健作・千葉県知事。しかし、ここにきて相次ぎ問題発覚し、笑顔のパフォーマンスも興ざめの感じが……

   先の知事選では、選挙演説で「ボクは完全無所属です。政党の支援を受けてはダメだ。自分がなくなる」と強調し、ポスターにも『完全無所属』を掲げ、選挙活動をしてきた森田知事。

   実は、選挙期間中も東京都の自民党支部長を務めていたことが判明し、違法な寄付を受けていたとも指摘された。

   それやこれやで、市民らでつくる『森田健作氏を告発する会』(県議や市民850人)が4月15日、公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いがあるとして千葉地検に刑事告発した。

   記者から「告発状が提出されたが」と質問された森田知事は「あっそー、そしたら、それを見てちゃんと対応しますよ。ハッ、ハッ」。法律上問題ないと見ているのか余裕を。

   しかしスタジオでは、日大教授の高木美也子が「法律上仮にうまくいったとしても、道義上はどうなのかというところはありますね……」と、納得しないふう。

   ジャーナリストの嶌信彦も「『完全』って何でわざわざ付けたのか気になりますね。彼らしくちゃんと説明した方がいい」。

   では、法律的にはどうなのか。日本大学の岩井奉信教授によると。「虚偽記載は、政党の公認、推薦、支持がなかったのは事実で、有権者からすれば裏切られた気分はあるが、違法とはいえないのでは……」。

   また政治資金規正法違反についても「献金が少額で、過去の事例をみると「ミスでした」で、未記入を修正すればそれでOK になっている。いずれも事件化は難しい」とみる。

   ただ、政治資金規正法違反については、ヤリ玉にあがっている民主党の小沢代表のこともある。森田知事はもちろん、告発を受けた千葉地検もきちっとした対応が求められることは必至だ。

文   モンブラン
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