2018年 7月 22日 (日)

「見たくない」で済ましていいのか 南田と長門の老々介護

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   <テレビウォッチ> テレビ朝日の「報道発ドキュメンタリ宣言」。長門裕之と南田洋子の老々介護第2弾だ。初回を見たときは衝撃だったが、今回は心の準備が出来ていたからか前ほどの衝撃はなかった。

   司会の長野智子もナレーションも落ち着いていて無駄がなくて良かった。「待ってくれ、洋子」という介護の実態をつづった本を出すそうだ。どうなんだろうか、2人とも幸せなんだろうか。おしどり夫婦と言われた2人がこんな姿になっている。楽ではない状態だ。夫が大阪で公演中に妻の体調が……とか日々大変なことが続いているようだ。

   しかし、これは2人の問題であると同時に、いつか誰の身にも降りかかってくる可能性のある話だ。社会の問題でもある。こうした重い話を19時台にやろうという局の姿勢には拍手を送りたい。バラエティ、クイズ、お笑いが全盛だったテレビが変わりつつある1つの現れだろう。

   こうした問題をみんなでじっくり考えようと、提起するのは大切なことだ。老々介護は今後、もっと大きな問題としてクローズアップされてくるだろう。見たくない、目を背けたい、自分には関係ないと思いたい、という人もいるだろう。それでも避けて通れない問題であることは動かない。番組としても丁寧につくっていて細かく本音を拾っていた。

      老々なれど おしどり いつまでも

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