デザインとは「茶の湯の精神」だ! 日本が誇る「シンプル」とは
2009年04月26日06時00分

(c)NHK
「教養」とは何かをテーマに、その学問の第一人者を訪ねる番組「爆笑問題のニッポンの教養」。今回話を聞くのは、グラフィック・デザイナーで、武蔵野美術大学教授の原研哉。
原は、「デザイナーズマンション」などデザインの冠がついた商品が日常にあふれ、装飾すること自体が価値を持つかのような風潮を疑問に感じるという。デザインの本質とは、茶の湯の精神のように、簡素の中に想像力を働かせて幻想を感じさせる「シンプル」さにあり、また、それこそが日本が世界に誇る思想だと原は語る。
番組では、「デザインから見える日本文化の独自性とは何か」などをテーマに、原と爆笑問題が徹底的に語り合う。