今も残る「昭和の機関庫」 子供たちに伝える誇り
2009年04月27日06時00分

(c)NHK
全国各地に残る現役の古い木造駅舎を紹介していく番組「にっぽん木造駅舎の旅」。今回は、大分県玖珠郡玖珠町にあるJR久大本線の豊後森駅を紹介する。
豊後森駅の特徴的な三角の屋根は、玖珠町が「童話の里」と銘打つのにあわせ、改修の際につけられたもの。そして、駅近くの広大な敷地には、1934年の久大線の全線開通にともなって建設された扇形の機関庫が残されており、繁栄期には25両のSLが所属したという駅の歴史を物語っている。
番組では、鉄道の町の象徴として大切に守られてきた駅が「ふるさとの誇り」を子供たちに伝える、その風景を見つめる。