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桑田真澄、少年野球指導者に喝! 「自分に甘く子どもに厳しい」

   元プロ野球選手の桑田真澄が2009年4月28日のブログで、4月から入学した早稲田大学での学生生活について書いている。

   「学び、考え、研究するということは、たまらなく楽しいね!」と桑田。学生生活を送ることができる、という幸せをかみしめているようだ。ただ、桑田の生活は忙しそうだ。仕事をしながらの週5日通学。「初めの1週間で、首と肩がガチガチになってしもうたわ」と、思っていた以上に「大変」だと明かす。それでも、早稲田での勉強を「長年の夢」だったとつづり、「1日、1時限を大切にしたい」。

   そんな「学び」の場にいるからか、少年・学生野球の指導者についても言及している。前回3月10日のブログでも、日本の「何百というチームを見てきた」中で、

「成長期の学生に100球、200球と投げさせている指導者が何と多いこと」
「怒鳴り散らしている指導者ばかり」
「自分に甘く、子ども達に厳しい指導者は要らない」

と、その現状に警鐘を鳴らしていた。

   この内容に「すごい反響があった」ということで、今回も、「同じ野球人として、伝えたいことがあるんだ」とつづる。指導者には、

「(1)トレーニング、栄養、休養のバランス、(2)野球、勉強、遊び(恋愛)のバランス、(3)走・攻・守のバランス」

の3つのバランスを大切にしながら、「将来、日本を支えてくれる金の卵」を指導してほしいと説いている。「楽しく、厳しく、温かく、子供達を見守っていきましょう」と、全国の指導者たちにエールを送っていた。