高校生「新型疑い」が突きつける 水際作戦の「限界」

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   <テレビウォッチ> 新型インフルエンザに対する水際作戦の態勢は整ったというものの、入国者への問診票の配布、回収忘れなど混乱も。そんななか、カナダから帰った横浜の高校生に感染の疑いが出た。しかも帰国が水際作戦開始より前だったのは、大きな懸念材料だ。

これだけ人の動きが…

   この関係、きょう(5月1日)の「スパモニ」では細切れのニュース中心の報道だった。この高校生の件で、横浜市は「新型インフルエンザの可能性が高い」と報告していたが、舛添厚労相が発表する直前に、遺伝子検査が判定不能になったといってきた。

   簡易検査で陽性は確かだが、「季節性のA型」か「新型」かは目下、国立感染症研究所で分析中。早ければ今日中にも結果がでるという。

   高校生は4月の10-25日までカナダのブリティッシュ・コロンビア州に滞在していた。同州では6人の「新型」感染者が出ている。帰国後の29日に発熱、せきなどで検査を受け「陰性」だった。翌30日に別の医療機関で「A型」陽性と出たため隔離された。

   成田空港などで検疫を開始したのは28日だが、高校生はその前に帰国していた。もしこれが「新型」だったとなると、同じ便に乗っていた乗客への感染の懸念のほか、同様にすり抜けた他のケースも考えられるわけで、厚労省も入国者の追跡調査を急いでいる。

   成田空港などでは、簡易検査で陽性反応が出る乗客とその周囲にいた人を隔離するなど、水際作戦が続いている。陽性は出ているが、いまのところまだ「新型」の特定はない。

   しかし、各国のこの日までの感染者は13か国で298人(前日は167人)。感染はジワジワと確実に広がっている。

   山口一臣は、「もう入ってくるのを前提に考えた方がいい。これだけ人の動きがあるんだから」

   大谷昭宏は、「判定不能というのが気になる。ウイルスの検体が足らなかったとはどういうことか」

   「気をつけないといけないのは過剰反応」と山口。

   わが家でもきょう、ひとり帰国するのがいる。なんとなく心配だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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