小林麻耶の「笑顔」神通力 ニュース番組に通用するか

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「総力報道! THE NEWS」(TBS) 2009年4月27日 17時50分~

   『大山鳴動してネズミ1匹』の心境である。最初から夕方の6時7時台にぶち抜き報道など身の程知らずだと思っていた。視聴率的には。かつての民放の雄の夢忘れ難き局が、夢よもう1度と踏み出した志はあっぱれだし、応援してもやりたい。だが、内容がペケ。どでかいスタジオに可愛い子ちゃんの小林麻耶をメインに据えても、肝心のニュースが大水増し。スタジオのデカさは水増しの象徴か。
   例えばこの日の中身。ニュース、天気予報、瓦版は阿部力の結婚ほかの芸能ニュース、ソウトクと称する特集は、銀座の物産展のアレコレ。こんなものに10分以上も費やす。ワイドショーネタが報道か。総力報道ならばヒマダネより他に伝えることがあるだろう。世界は日々動いている。ドメスティックにばかり目を向けていては、益々日本は立ち枯れる。民放の雄ならグローバルな視点で見るべき。
   後藤の裏MEMOという後藤謙次のコーナーでは、名古屋市長選に当選した河村たかし氏に触れて、「地方はまだらで、まだ麻生人気とは言えない」とのご宣託。食い足りない裏メモだ。6時台と7時台にニュースが重複するのはかまわないが、夕方はニュースの激戦区である。小林の笑顔で安藤優子やNHKの男性アナに敵うわけがないのだから、ニュースの内容や斬り方で勝負するしかない。
   負け犬はともすれば媚びる。媚びれば馬鹿にされるだけ。昂然と胸を張って「これぞ報道の王道」という気概を見せてもらいたい。

(黄蘭)

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