巨人・スタルヒン投手の苦悩 「敵性外国人」と改名
2009年05月04日06時00分

(c)NHK
大人の心を動かす「知」の世界を紹介する番組「知る楽」。今回のシリーズは、日本プロ野球の黎明期に活躍した外国人投手、ヴィクトル・スタルヒンの軌跡を全4回にわたって送る。第2回の今回は、巨人入団後のスタルヒンの苦闘を見つめる。
巨人に入団したスタルヒンは、次々に勝ち星をあげ、球団の中心投手の1人となった。しかし、1939年のノモンハン事件をきっかけに、日本ではロシア出身のスタルヒンを「敵性外国人」として見る傾向が強まっていった。
番組では、40年には名前を「須田博」と改名するなど、日本で必死に野球と向き合おうとした、スタルヒンの苦悩の日々を追う。
*知る楽