2024年 4月 18日 (木)

みの「笑うに笑えない」 新型インフル新事態とは

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   <テレビウォッチ> 一昨日(5月16日)まで8人だった関西地区の新型インフルエンザ感染者数。わずか2日足らずの今朝(18日)未明には92人に膨れ上がった。しかも大半は高校生だ。

   一体なぜ高校生に流行っていったのか? 『朝ズバッ!』が取材した。

   最初の国内感染が確認された兵庫県立神戸高校。休校で自宅待機している生徒に聞いた。

   「先週火曜日(12日)位からバレー部でインフルエンザが流行っているといううわさが広まっていた。学校側は、まさか新型インフルエンザとは想定していなかったみたいで、なぜ自分の学校なのか自分でも信じられない」

   番組によると、そうした状況にもかかわらず2番目に感染が確認された兵庫高校と8日にバレーボールの交流試合を開催。両校の生徒2000人が参加したという。

   どうやらこの交流試合の際に感染が広まったようだ。番組では神戸高校のほうが先に感染し、試合で兵庫高校に感染したようにナレーションは語っていたが、新型インフルエンザは7日間ほどの潜伏期間があるために、どちらが先に感染していたか、本当のところはわからない。

   それにしても怖いのは感染力。大阪府内の私立関西大倉高校でも感染者が確認され、兵庫で53人、大阪で39人となり、臨時休校は1000校を超えるという。

   新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会の尾身茂委員長は「今回はどういうわけか、お年寄りは重篤化しない。取り組む最大の目標は、いかに若い人の死亡者を防ぐかになると思う」と。

   その方法は、取り敢えず感染者の拡大を防ぐことだが、スタジオに生出演した北里大医学部の和田耕治・准教授(公衆衛生学)は次のように指摘する。

   「これからどうするか各地域で考えることが求められる。休校している学校の生徒は、なるたけ外に出ないことが望ましいし、体調がおかしい、発熱やせきがあると感じたら病院に行くのではなく、まず発熱相談センターに連絡してほしい」

   コンビニなどでは、煮たおでんの販売を取りやめたところが出てきたという。鍋のふたを開けて販売するためウイルスが入る恐れがあるためだが、みのは「おでんも売れなくなった、笑うに笑えない話ですね~」と。

文   モンブラン
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