2018年 7月 21日 (土)

「補正」でがん検診無料クーポン 「選挙目あて」は言いがかりか

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   <テレビウォッチ> 参院で審議入りする今年度補正予算案のなかに、女性のがん(子宮頸がん、乳がん)検診に無料クーポンが盛り込まれている。216億円で約850万人が対象という。けっこうなことだ。で、何が問題なのか。

毎年じゃないんですか

   対象年齢が、子宮頸がんが20-40歳、乳がんが40-60歳だが、0歳と5歳ちょうどの人だけで、中間年齢は対象でない。補正だから当然単年度だ。では32歳は?58歳は? 問題はここ。

   日本の女性のがん検診受診率は確かに問題で、ざっと20%、5人に1人だ。アメリカの60-80%、フランスの70%台と較べてあまりにも低い。理由は、恥ずかしい、怖い、忙しい、お金の心配などらしいが、今回のクーポンは、無料ということで受診をすすめる狙い。

   しかし、まず対象年齢で不公平が出るのではないかとの声がある。

   佐々木亮太は、「補正予算ですから今年度中に使わないといけない。来年度以降はどうなるのか」という。

   赤江珠緒が「毎年じゃないんですか」「とは限らない」「私の場合は34歳ですから、当てはまらない」「そうですね」

   また、受診を他の市町村でもできるのかどうか。「勤め先の近くで受診したいという人もいると思うんですが」(佐々木)。さらに、クーポンの配布をどうやるのか、など全然決まっていない。何やら聞いたことがあるような話になる。

   鳥越俊太郎が「きのうやった7000億の問題(特殊法人への支出)もそうだったけれど、14兆円の補正のなかに、こうしたものがいろいろはめこまれている。どれも一時的なばらまきで、選挙目当てですよ」

   赤江に「年齢でもあなたはだめなんでしょ?」と「受診率が低いというんなら、ずっと続けないといけない」

   若一光司は、「がんが発見されて治療となったとき、いま保険制度の下の方で、保険料が払えないという人たちが問題になっている。お金はそちらの方に使うべき。どう考えても選挙のためとしか思えない」

   受診率というのなら、そもそも補正予算でやる話ではなかろう。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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