選挙やる意味ない! 「自民も民主も変わらない」

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   とっくに解散してるはずが、ずるずると延び延び、任期切れも近づいたこの時期になって、太田光総理(爆笑問題)は「今年はもう解散総選挙しないことにします」というマニフェストを掲げた。はたして、その真意とは!? なんでも選挙ばかりに気を取られていた政治家たちが仕事に集中、政局は安定し、「日本は平和になる」のだという。

泥船の方がマシ

   自民党を見れば、バラマキじみた補正予算を組んだり、麻生総理は小学校の給食を食べてみたり。「とにかく人気とりみたいなことばかり。本当に考えるべきことをやってないんではないか」とソーリ。一方の民主党が打ち出した高速道路、中学生までの医療費無料化、高校の無料化、農林水産業の所得を補償するといった政策も「タダ、タダ、タダ。夢のようなことを言っている。やるって言うだけは言えるけど……本当にできるのかと」。

「タダ、タダ、タダ。夢のような…」

   しばらくの間、この民主党のマニフェストをめぐって、議場は紛糾。民主党の原口一博は「国民は、今現在のサービスが限界だと思い込まされてる」「やれるかどうか言う前に、1回やらせてよ」とお願いするが、「それはズルい」とソーリ。「俺に任せれば大丈夫。絶対カネは倍にするから、と競馬の予想屋みたいなことを言ってるんです」

   これまでのソーリが掲げたマニフェストの多くは、政治家から非現実的と指摘され、「やってみなきゃ分からない」と口を酸っぱくして主張してきたのだが、いまやすっかり立場が逆転してしまった。

   なお数々の無料化案には「タダより高いものはない」とばかり、不信感を露わにする出演者は少なからずいる。NON STYLEの石田明は「キャバクラが『1時間無料』と言われたら、そこ絶対行かないですもん」。

   民主党の藤末健三の考えでは、国家予算全体を見れば、無料化にはそんなにカネはかからないという。「無料化案は全部合わせて4兆円ぐらいかかるが、いま一般会計と特別会計あわせて210兆あるなかで2%経費節減すれば4兆円出せる。そういう努力を(自民党が)してるかどうか」

   しかし、「かりに現在、無駄があるとしても、俺たち(民主党)がやれば財源をひねりだせる、だけでは具体性に欠ける」と政治アナリストの伊藤惇夫。

   そうこうするうちに、番組ナレーションの言うことに従えば、議論はいよいよ核心に。マニフェストに反対するピーコが「国民は選挙やらなくていいなんて、考えてないと思う。変えたいんだもん」と言うと、ソーリのテンションは絶頂に達した。

「民主党なら変われると思えば投票するだろうけど、選挙前になったらおいしいことしか言わない。自民党と一緒なら、民主党に入れても変われるって思えないんだよ。じゃあ、選挙やる意味ないじゃないか。泥船に乗った方がまだマシだよ!」

   どうも今回は「日本が平和になる」ための前向きの提案にはほど遠く、自・民両党に失望したがゆえの自棄気味なマニフェストだったようである(なお小さな国会では否決された)。

                        

ボンド柳生

太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中(日本テレビ系)
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