鳩山総務相が大ハッスル 日本郵政社長問題の「背景」

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   <テレビウォッチ>日本郵政の西川社長の続投に反対する鳩山総務相の強硬姿勢が、選挙に向けて麻生首相を揺さぶっている。鳩山氏はきのう(6月3日)あらためて「お辞めいただくのが筋、私が認可権を行使しますよ」と明言した。

政局になる

   西川社長続投は、先月の役員会が決めているが、今月末の株主総会で承認のあと、総務相の認可をえなければならない。株主は財務省だが、与謝野財務相は「政府の決定に従う」で通ったとしても、鳩山総務相がNOだと、続投を断念するか鳩山大臣が辞任するかしかない。

   西川社長が退任となると、郵政民営化の後退と受け止められる。一方の鳩山大臣は3度の総裁選で麻生首相を支えてきた人。これを辞任させれば政局になりかねない。どっちにしても、首相にはきびしいことになる。

   麻生首相は昨夜、「所管は総務省、株主は財務省、人事は官房長官、三者で話し合うことになる」と他人ごとみたいないつもの調子。「総務相が従わなかったら?」の問いには、「『たら』『れば』には答えない」と笑った。

   みのもんたは、「あの答えは用意していたんだよ」(笑)とうれしそう。

   鳩山大臣の反対は、例の「かんぽの宿」の安値売却など不祥事の責任を問うてのこと。しかし、西川社長を据えたのは小泉首相で、いわば郵政民営化の象徴的存在だから、辞めさせにくいし後任探しも難しい。

   岸井成格は、「最終的には、総務大臣、財務大臣、官房長官が話し合って、官房長官預かりで続投を決め、総理が決めることになるのではないか。そこで鳩山さんが辞めることになるのか。これが火ダネ」という。

   「辞めたら政局になる?」(みの)

   「ならない。誤解されているが、この問題の背景は、郵政民営化に反対・見直しのグループが西川人事で突破口を開こうとしていること」

   高木美也子は「西川さんでなくても民営化はできるでしょ」

   岸井は「名前は挙がっているが、いろいろ思惑があって動けない。それに次の選挙では、野党側がみな民営化(見直し)になるから、鳩山さんのいうことは野党側になっちゃう」という。これはややこしい。

   火ダネはほかにも、世襲制限問題があり、ここへきて総裁選前倒しの声も出てきた。

   岸井は、「世襲問題は見送りになったが、もう1回論議になる可能性がある」ともいう。また、「今の総裁任期は実は、安倍さんの残り任期なので、前倒しがいいやすい、が、そのこころは、麻生さんを代えたい(選挙が戦えない)」という。

   あれやこれやで、選挙の期日は8月30日か9月6日か。しかし、任期切れの9月10日に解散というのも、憲法上は可能なのだそうだ。さすがに岸井も「いくらなんでも」といったが、何があるか分からない。なにしろKYの麻生首相だから。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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