「指導力不足」の教師 いいがかりか適正判断か

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   <テレビウォッチ> 生徒たちを前に授業していた教師が、心ならずもその機会を奪われることは耐えがたい苦痛に違いない。埼玉・杉戸町にある私立昌平高校の勤続24年の国語教師(49)が、「学校側に退職を強要された」として仮処分を申し立てた。

社会の縮図

   ベテラン教師は、学校側から「授業できるレベルにない」と判断され、特別研修を命じられる。生徒のいない教室で、評価担当の教師2人だけを相手に、50分の『ひとり芝居的授業』を週7回、1年間つづけるのだ。

   担任を外され、部活顧問も辞めさせられた国語教師は、「子どもの手ごたえ、感触がない。それは教師にとって致命的」と嘆き、「特別研修は必要なく、パワハラだ」と訴える。

   番組によると、経営母体が変わった2年前から学校側は、学力向上を強く打ち出し、教師の指導力アップを図ったが、それ以降、50人以上の教師が退職したという。学校側は「国語教師の特別研修は適切なものであり、退職を強要したことは1度もない」としている。

   尾木直樹(教育評論家)は「高校が塾化するということ。塾では授業で得点力を高めることに特化する。『講師』がその役を担う」と話す。

   長嶋一茂が「勉学だけが学校で教えることじゃない。いじめとか、自殺の問題もある。塾化して行ってほしくない」と言うと、赤江珠緒は「学校は社会の縮図ですからね。いろんなタイプの先生がいたほうがいい」と応じた。

   教え子から「生徒のことを考えてくれる優しい先生」「助けてくれた」と慕われる国語教師は『普通の授業』に復帰できるだろうか。

文   アレマ | 似顔絵 池田マコト
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