2018年 7月 23日 (月)

偽りの「徹底討論」 政治バラエティの浅さ

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「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日) 2009年6月15日 21時~

   政権与党のダッチロールは政治バラエティの恰好のネタであるはずなのに、近頃この番組がさっぱり面白くない。理由を考えてみたらわかった。余りに政治がヨタヨタしているので、ワイドショーやニュースショーなどが連日、糾弾ぎみに取り上げていて、改めてこの番組を見ても新鮮味がないのである。もう見たワイという感じ。
   出席者は豪華だ。ビートたけし、大竹まこと、阿川佐和子の司会陣に、三宅久之、萩谷順、慶応大学の岸博幸、さかもと未明、江田憲司、長妻昭、田村耕太郎などがずらりと並ぶ。テーマは<永田町 鳩の乱>ほか。かつてのハマコーのように、喋ったモン勝ち、声が大きいモン勝ちだから、今回も理論的に話すおとなしい長妻昭はほとんど喋らせてもらえずに置いてきぼりを食っていた。
   国土交通省が漫才の研修をやっていると揶揄すると、人と折衝する時のテクニックを学ぶのだとか、自民党議員が弁護している。はっきり言ってくだらん。録画した発言をつまみ取りしているだけで、何が徹底討論か。深夜までぶっ通しで生討論すれば別だが。テレビで顔を売りたい政治家や評論家と、賑やかしで視聴率を取りたいだけのテレビ局、どっちもどっち、たった1時間で実のある議論など出来る筈がない。典型的な上げ底番組である。司会の阿川を除いて、紅1点のゲスト、さかもと未明が何を勘違いしたか、和服に巨大なつけ睫毛厚化粧で現われた。お前のPR番組ではない!!!

(黄蘭)

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