40男の女子高生への恋 清らか?下心満載?(守護天使)

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(C)2009『守護天使』製作委員会
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   <守護天使>サラリーマンの須賀(カンニング竹山)は40歳にして偶然電車で会った女子高生、宮野涼子(忽那汐里)に恋をする。だが彼女のことを知るにつれ、犯罪サイトから狙われていることに気付く。

   須賀は動揺するが、影ながら彼女を本気で守ろうと決心する。そこで幼馴染のヤクザの村岡(佐々木蔵之介)、知り合いのひきこもりの大和(與真司郎)が仲間に加わる。果たして彼らは犯罪サイトで知り合った連中から初恋の相手を守りきることができるのか。これはおっちょこちょいでドジなヒーロー、須賀が奮闘する恋の物語だ。

   ふだんは学校教育から縁の遠いサラリーマンとヤクザとひきこもりが女子高生からストーカーと間違えられつつも、彼女を魔の手から守ろうとする。ヒロインの宮野涼子は誰でも男なら守りたくなるような、品行のいい可憐な少女だ。それが須賀の下心や性が目的でなく、恋だとするならば、共感できる男性は多いのではないだろうか。

   宮野涼子という少女はお嬢様高校に通い、街頭では募金活動にいそしみ、電車では年寄りに席を譲り、親身になってくれる友達もいる。そのうえ、言葉使いも丁寧で 顔とルックスもとびきりだ。この品行のよさと端整な容姿は、須賀のみならず観客の心をつかむだろう。これはどう考えても佐藤祐市監督が前作「キサラギ」で見せた、清純派少女好きが炸裂している証拠だ。

   頑張った須賀の恋は叶うのか……。「共感した」「応援したくなった」と評判を呼んでいる本作は恋に友情、家族や夢など、当たり前だが、なかなか叶わないテーマをふんだんに盛りこんだ、うまい作品だ。

ユウ・ミサト

   オススメ度:☆☆☆

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日本ジャーナリスト専門学校
通称ジャナ専。東京都豊島区高田にあるマスコミの専門学校。1974年の開校以来、マスコミ各界へ多くの人材を供給し続けている。

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