2018年 7月 21日 (土)

中国抜けたサミット 「実際はドラマチック」な理由

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   <テレビウォッチ>「朝ズバッ」には珍しく国際ネタがメーンになった。きのう(7月8日)開幕したイタリア・ラクイラでのサミット。これが最初で多分最後になる麻生首相はなんとか、オバマ米大統領とサシの会談をもったようだが、米側は「公式の会談ではない」と、どうやらそんな扱いらしい。

1回こっきりで

   それよりも話題は、中国・胡錦濤主席が、新疆ウイグル自治区の暴動のために急遽帰国してしまったこと。これで、「地球温暖化対策などの話ができなくなった」という観測がもっぱらで、中国の存在感がかえって際立った結果になったという。

   TBSワシントンの播磨卓士支局長がローマから、「今回のテーマのどれをとっても、中国の存在なしには語れない。サミットが大きく変わった節目のサミット」とレポートした。

   ラクイラはローマから100キロ、古い町並みが自慢の観光地だが、4月の地震で大被害を出した。ベルルスコーニ首相が、各国首脳に被災状況を見てもらおうと、急遽開催地を変更したいきさつがある。

   おかげで、史上もっとも「質素なサミット」となって、首脳の宿舎にもバスタブがないとか、政府関係者の宿舎も警察学校の寮だとか。プレスセンターも現地とローマに分かれているような状態で、ローマからというのも、そのためらしい。

   ところが、みのもんたの関心は、ベルルスコーニ首相の女性スキャンダルの方にあった。首相の釈明会見はどうだったとか、ファーストレディー不在(夫人が離婚準備中)をどうするか、美人の大臣がトップレスになった話などを聞くのだが、むろんワシントン勤務の播磨はそんなことはどうでもいい。

   しびれをきらしか、播磨はとうとうとしゃべり始めた。昨2008年と今回の違いは、金融危機があったことと、オバマの登場。そして、今回のテーマ、経済、地球温暖化、核軍縮、地域問題(イラン、北朝鮮など)のどれをとっても、中国の関与なしには解決できない。その胡主席が帰国してしまった。

   さらに、オバマは堅実なステップを踏んでいる。これを各国がどうとらえるか、「中国を軸にパワーシフトが起こっている。質素で地味なサミットだが、実際はドラマチックで興奮している」という解説は説得力があった。

   みのが、このところ日本の首相が1回こっきりで交代しているというと、播磨は、「まだ半年のオバマがなぜ国際的に注目されるか。国内の支持、政治基盤が強いからだ」とばっさり。

   そのあと、中国の状況を語り終わったところで、中継回線がズバッと切れた。

   柴田秀一が「わかりやすい切れ方でした」

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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