花火大会ドカンと「復活」 「不況で中止」に打ち勝つ法

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   <テレビウォッチ> みのもんたが「このスタジオで花火大会をやってみようかなぁ」とうちわ片手に座り込んだ。暗くなったスクリーンに、デジタルの花火がはじけた……が、不況の今2009年は全国で花火大会の中止が続出しているという。

中止は寂しい

   大会の主催者は、「企業からの協賛金が集まらない」

   協賛企業は、「こんな時期に、花火どころじゃないよね」

   そりゃそうだろう。北海道から九州まで全国40か所が中止になった。

   そのひとつ、千葉・柏市と我孫子市が行って来た「手賀沼花火大会」(8月1日)は、打ち上げ1万3500発、41万人という県下最大規模だったが、22 年で初めて中止になった。

   商議所は、「大口の協賛社が厳しい」といい、ある企業は、「金土日と休んで、助成金もらって切り盛りしている状態」と、出したくても出せないという。大会運営費4637万円のうち、企業の協賛金が約2700万円。これが集まらないと、確かに無理だ。

   花火業者も深刻だ。ある業者は、手賀沼用だけで7000発を作ったが、これで1300万円。年間収入の3分の1だが、これが行き場を失った。「通常6か所くらい引き受けるが、ここが1番大きいから痛手も大きい」という。

   宮崎市の「みやざき夏の夜まつり」は、26年続いたのが、やはり中止になった。大淀川沿いのホテルと企業、県・市の協賛金で運営していた。が、最盛期には300社あった協賛企業が、昨年は30社。ホテル自体がいま、2社しかない。

   なかに、中止を押し戻したところがあった。30年続いた兵庫・三田市の「三田まつり」の花火大会も、資金不足で1月、市が中止を決めていた。開催費用は800万円だが、500万円足らないと。

   これに市民が立ち上がった。5月から市内の商店には募金箱が置かれた。また、500円のステッカーも作った。「絶対花火」「花火が見たい」などと何種類もある。これが当たって、とうとう復活にこぎつけたのだ。

   さて、もともとの2300発を守れるかどうか、「これから200万円集めれば可能」と三田市はいう。開催は8月1日。

   みのは、「昔は小さなものを続けてたんですよ。不況だからと中止は寂しいですよね」

   与良正男が、「景気の気は気分の気ですからね」なんてわかったようなわからないような。

   原野城治は、「ボクは玉川沿いに住んでたから……」

   吉川美代子も、「夏休みの絵日記なんて、かならず花火大会ですよ」

   みんな仲良く小学生気分だが、そう、あのころも思ってたなぁ、「あれはお金に火を付けてるようなもんだな」と。夢のない子どもだったかしら。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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