「最高ランク」飛騨牛ランチ 本当に1000円?…サラダもデザートも!?
ディナーだと最低1万円の予算がかかるとしても、ランチならリーズナブルで気軽に入れる高級レストランってありますよね。今回のグルメコーナーはそんな「有名高級店で楽しむ! ランチ限定・1000円グルメ」。取り上げるお店は、東京・西麻布にある「TEPPAN DINING hida」。リーズナブルといっても、このクオリティで1000円はなかなかないと思います! リポーターは、曽根由希江ともりちえみ。
「噛むほど甘みがジュワ~」
「TEPPAN DINING hida」は熱海の温泉旅館「時間を旅する宿 海のはな」がプロデュース、2009年3月30日にオープンさせた鉄板焼店。デザイナーズ旅館のノウハウを受け継いだという空間は、間接照明に照らされラグジュアリーな大人の雰囲気が漂います。
注目のメニューは、お店の名前にもなっている高級ブランド和牛「飛騨牛」の鉄板焼。しかも扱っているのは、見事なサシが入った肉質A-5等級のお肉。このA-5等級というランクがどのくらいのものなのかと言いますと……。JAひだのサイトによれば、牛肉の評価には「肉質の良し悪しを5~1の数字で表す肉質等級と、3段階(A~C)の歩留まり率を示す歩留等級があり、(格付は)両方の等級を足して」表されているとのこと。つまり、A-5等級の肉というのは、飛騨牛の中で1番上質のお肉なんです。
それを聞くと、例えばディナーのメニュー「飛騨牛フィレ」の5500円というご立派なお値段も納得。でも、ランチならこのお肉が1000円だから驚きです。紹介されたのは、「飛騨牛ロース焼肉セット(1000円)」。自分が見ている前でアツアツの鉄板の上で焼き上げてくれます。ジュワーという音と共に良いにおいがしてきたら完成。しかも、この飛騨牛の焼肉にご飯とおみそ汁、サラダに香の物、その上ドリンクとデザートまでついてくるという充実のセット内容です。早速リポーターの2人は、特製の甘辛だれに絡めたその焼肉をほおばって……
曽根「何このお肉! 噛めば噛むほどお肉の甘みがね、ジュワ~っと」
もり「歯に丁度良い歯ごたえといいますか」
噛み締めると、とても甘みを感じるのがこの飛騨牛の特長なのだとか。ところで、このA-5等級という最高品質のお肉を1000円で提供してしまって大丈夫なのでしょうか。石田シェフによると、「TEPPAN DINING hida」はオーナー夫人の実家が経営する飛騨牛の牧場との関係で特別なルートでお肉を仕入れており、だからこそこの価格を実現できるのなのだとか。
もう1つ紹介された飛騨牛1000円ランチは、「飛騨牛ハンバーグステーキセット」。ディナーで出すには小さいお肉を挽肉にして上手く利用するからこそ1000円で提供できるというこのメニュー、特製のおろし和風タレをつけていただきます。
曽根「肉汁が溢れる!」
もり「ハンバーグを食べてるっていうよりも、お肉を食べてるって感じですね」
挽肉は、肉の味をしっかりと味わえるようにと少々粗めに挽いてるそうですが、これもお肉に自信があるからこそできる技です。
これら「TEPPAN DINING hida」の1000円ランチは、平日限定なのだそう。土日に食べられないのが何とも残念ですが、だからこそ1000円で提供できるということなんだろうなぁ。
早稲田大学 綾リィ
*TBS系「王様のブランチ」(2009年7月11日放送) <TEPPAN DINING hida>
港区西麻布3-24-16 西麻布SDビル1F
TEL 03-6804-1291
(営業時間)
ランチ
火~金 11:30~14:00
ディナー
火・水・日・祝 18:00~24:00
木~土 18:00~02:00
月曜定休
(気になるメニュー)
陽のひかりコース 6500円
飛騨牛ハンバーグステーキセット 1000円
●紹介された他のお店
<CANOVIANO TOKYO>
中央区八重洲1-9-9
TEL 03-6225-5491
(気になるメニュー)
PranzoA 2800円
*サービス料10%がかかります。
<鮨 からく>
中央区銀座5-6-16 西五番館ビルB1
TEL 03-3571-2250
(気になるメニュー)
おまかせコース 16000円