迫力不足BSの「油断」 ゲストと女子アナのぎくしゃく

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「きょうの世界」(NHK BS1) 2009年7月8日 22時15分~

   今回はテーマが4つ。ウルムチの暴動、ラクイラ・サミット、アメリカ・トヨタのワークシェアリング、最後がマイケル・ジャクソンの追悼式。この番組は今話題の国際的問題について纏めてあるのでよく見る。だが今回はちょっと注文があった。
   M・ジャクソンの追悼式のテーマに湯川れい子がゲストで登場した。司会の女子アナが、「彼には何度もインタビューなさったんですね」と質問すると、湯川は開口一番、「そんなに会ってませんよ、21歳の時に音楽ジャーナリストとして1度インタビューしただけ」とぶっきら棒に答える。何が気に入らないのかご機嫌が悪い。
   その時、マイケルは「頭がよくて目がキラキラしていた」とか単なる薄い話ばかりで、わざわざ音楽評論家を招いての番組とも思えぬつまらない内容である。毀誉褒貶あった大スターの、音楽シーンにおける意義とか功績の分析まで語らなせないと全く意味がない。
   湯川れい子も毎日新聞夕刊での、マイケルに関するインタビューでは、何度も会ったといい、饒舌に語ってもいる。BSの司会者たちが、リハーサルの時に馬鹿な質問をして、湯川の機嫌が悪くなったのかと深読みしてしまったほどだ。地上波と違い、注目度が低いので手抜きしているとは思いたくないが、全体にBSでは、迫力不足ないしは「練れ度」が足りないと感じるのは筆者だけだろうか。
   地上波のバラエティに怒っている大人はBSを見ているのだよ。

(黄蘭)

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