2024年 4月 26日 (金)

麻生演説の出来映え 小泉演説超えた?

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   <テレビウォッチ>アレはいったい何だったんだ? 「麻生降ろし」だ何だかんだ。最後に麻生・中川が握手して、「固まった」だと。やっぱり「メディアジャック作戦」だったか? いや、そんな才覚も余裕もなかったはずだが……。

   自民・議員懇談会は、非公開だったのが直前に公開になった。麻生首相の判断だというが、もう事実上選挙戦が始まるのだ。公開でなければ意味がない。小学生でもわかる、こんな理屈に、総理の判断だというのだからズレてる。

   麻生首相はそこで、まずお詫びと反省。「わたくしのぉー、発言やあー」と相変わらず間延びのした語り口。要するに、わたしが支持率の低下を招いた。「謙虚に反省して、出直さなければならない」「一致結束がぁーできた」とやって、拍手、拍手。最後に「全員がそろって帰ってきて」といったときは、涙ぐんでいた。

   その後の代議士会で、中川・元幹事長が、「非常によかった。署名議員を代表して」と総裁と握手した。加藤紘一議員までが、「あれはいいシーンだった」。石破農水相は「固まった」と。

   本会議の解散では、与野党こぞってバンザイをいう珍しい光景。で、その後の首相会見。「過半数を割ったら?」との質問に、「選挙で負けた話に安易に答えることができるとお思いか。選挙いまから闘うんですよ」と色をなす場面があった。首相の念頭には4年前の小泉演説があったらしい。

   与良正男が、「思い出します。あのとき、小泉氏は無理といわれていたのを、演説一発でひっくり返した。迫力があった。国民に変わるかもという期待をもたせた。あんまり変わらなかったんだけど……」

   いま、国民の目は4年前より格段に厳しくなっている。

   三屋裕子は、「イメージや勢いではなくて、40日あるのでしっかり見ないと」

   みのもんたが、「中川さんが、握手したのは?」ときいたが、与良は「ボクがコメントするより、見た通りですよ」(笑い)

   一方の民主は、鳩山代表が、「革命的な解散総選挙。歴史的使命感を持って臨む。明治以来の官僚主導から国民総参加の政権への政権交代だ」と、攻めの勢いを示した。

   異例の40日という長丁場。どっちが本物か。国民にも見極める時間がたっぷりある。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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