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日食でペンギンに異変? 中継で生じた「見解」の相違

   <テレビウォッチ>国内では46年ぶりとなる皆既日食を6元中継の総力取材で追いかけた番組。なかでも、番組オリジナルな企画は池袋のサンシャイン国際水族館からの中継だった。

   なぜ東京の水族館なのか? かつて南極で日食があったとき、夜が来たと勘違いしたのか、ペンギンたちが一斉に寝はじめたのだという。そこで、今回は動物たちにどんな異変が起きるのか、調べにやって来たのだった。

   まだ日食もはじまらない9時前のサンシャイン中継。現場の海附雅美リポーターは朝からずっとペンギンを観察した結果、「ペンギンたちの動きがゆっくりになってきたようです」などと、異変を感じ取っていた。

   「ホントですか?」。司会の加藤浩次はいつものように懐疑的な態度を取る。一方、事実の追究などより、番組の盛り上げを大事にするテリー伊藤は「ペンギンは予知能力ありますからね」などの怪コメントで海附をサポート。「警戒態勢に入ってるように見えますよ」とロバート・キャンベル東大教授も言う。

   では、と呼ばれて出てきた水族館の飼育スタッフ。「いつもと変わらないように見えますね」と苦笑気味に話したが、「いや完全に変わってますよ!」とテリーは絶叫した。