2018年 7月 21日 (土)

「傷に消毒液」はもう古い? 自然治癒力こうして発揮

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   <テレビウォッチ>擦過傷やヤケドを負ったらまず消毒液で消毒しガーゼや絆創膏で覆う―この昔ながらの治療法が今は「ノー」だという。

   リポーターの森本さやかが『新常識・ニッポンの医療』で、昔ながらの治療法に取って代わる新しい治療法を取り上げた。

   主流になりつつあるのは、『湿潤療法』と呼ばれるもので、傷やヤケドを負ったら消毒液を使わずに、傷口を水道水でよく洗い、傷口を乾かさないように特殊なシートを貼るだけ。

   皮膚に傷をつけるとジュクジュクした滲出液がでてくる。これは傷を早く治そうとする体液で、従来の治療法だとガーや絆創膏で覆うためにこの滲出液が吸収されてしまい、治りが遅かった。

   さらに消毒液を使うと、再生組織の細胞を殺すことにもなりかねない。

   新療法は、水道水でよく洗い、シートを貼ることによって体液を乾かさずに自然治癒力で傷口を早くきれいに再生するという。

   中野アナが「消毒液じゃないんですね~」と、目からウロコが落ちたよう。

   元は1980年代にアメリカから紹介されたもので、ここにきて日本でもようやく普及し始めた。現在この療法に完全移行している病院は400件にのぼるという。

   医療ジャーナリストの伊藤隼也は「ひどいヤケドや深い傷などで消毒液を使う医者もいて、ものによってはやはり意見が割れている」という。

   シートも、『プラスモイストP』『ハイドロコロイド』など薬局で市販されており、通常の傷なら家庭でもこの方法で治療ができる。

   消毒液やガーゼ、絆創膏で傷を治すという概念は終わったようだ。

文   モンブラン
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